【J1】第30節 vs柏レイソル 仕留めきれない攻撃陣 ~未だ梅雨寒、小林悠~ (2022/9/17)

 

 

またも追いつかれた…。

快勝した広島戦から一転、2試合連続でリードを守り切れずにドロー…。

「ここぞ!」という勝負所を間違えてこなかった鬼木監督ですが、優勝争いが佳境に入った最終盤でこの結果は痛い…。

 

さらに我らがストライカー、小林悠選手が決めたゴールを守り切ることができなかった。

ここまで25試合に出場し、8試合にスタメン。

しかし、得点はわずかに3得点。

等々力を沸かせたかつての姿は未だ影を潜めています。

 

ゆう
ゆう

気合、闘志は毎回感じているけれど、何となく自信が失われてしまっているような表情や動きに見えてしまうな…。

 

 

今節は、名古屋戦負傷交代の脇坂選手累積警告で出場停止の山根選手ら中心選手がスタメンに名を連ねず、結果的にターンオーバーさせたメンバーになりました。

コンスタントに試合に出ていないメンバーが特に前線に名を連ねたので、連携や決定力の部分でレギュラーメンバーとの差を感じてしまう試合となってしまいましたね。

 

個々人で見ていくと、良いプレイをした選手はたくさんいました。

両サイドの宮城選手、佐々木選手は縦のドリブル突破を何度も見せました。

シミッチ選手、ジェジエウ選手のブラジリアンコンビの守備は今節も鉄壁でした。

橘田選手、チャナティップ選手の献身性もさすがでした。

 

しかし、サッカーは一人で行うスポーツではありません。

組織で、11人でゴールを奪い、失点を防ぎます。

 

この〔組織で〕というところが、特に今節は足りませんでしたね。

そんなレギュラーメンバーとの違いも含めて今節を振り返ってみたいと思います!

 

 

攻めあぐねてしまった攻撃陣

 

それではスタメンからおさらいです。

 

 

ターンオーバーで4人スタメン変更のフロンターレ。4バックでシステムを変更した柏。

 

まずはフロンターレ。

先述したとおり、脇坂選手が軽い負傷(今節ベンチ入り)、山根選手は累積で出場停止。

そして、疲労を考慮してマルシーニョ選手がベンチスタートとなりました。

 

結果として、スタメンは4人変更となりました。

普段とはまた違った連携などが見られるのではと、楽しみにしていたサポーターも多かったと思います。

サイドの宮城選手はドリブルで仕掛ける場面も多く、良い動きを見せてくれましたね!

 

登里選手も久々のスタメン!

ただ、90分フル出場は難しかったようですね…。

非常に賢いプレイヤーで、随所に良いプレイが出ていましたが、90分計算ができないのは少し厳しいですね…。

 

 

全体的に悪くはなかった印象ですが、やはり細かい連携が普段試合に出ていない分の影響が少なからずあった印象でした。

これは仕方がないこととはいえ、選手層に課題を残したシーズンとなってしまいそうです。

後述しますが、特にサイドでの連携の精度が落ちてしまっているのが気になりました。

サイドを上手く使って中央で勝負する、あるいはポケットと言われるニアゾーンの付近を使うといった攻撃の回数が少なかったように思えます。

 

 

対する柏です。

3バックを用いることの多い柏ですが、今節は4-4-2のフォーメーションで臨みました。

浦和戦で中盤の脇を使われて4失点してしまったので、パスサッカーを用いるフロンターレに対して予め中盤脇のスペースを埋めておこうというイメージだったかもしれません。

現に、中盤4枚の左右のスライドは素早く、プレッシングも連動していました。

さすが守備の構築に長けたネルシーニョ監督といったところでしょうか。

 

基本的には、奪ってカウンターという攻撃を展開していましたし、守備で追い込んで奪おうという柏それをかわしていくフロンターレという構図は見応えがありました。

しかし、両者ともに決定的なチャンスが多く作れなかったのも事実。

 

そこで、普段とメンバーが入れ替わったフロンターレの、攻撃での課題を次に取り上げてみようと思います。

 

 

【サイド攻撃】トライアングルの作り方

フロンターレの攻撃の魅力は、サイドでの流動性とパス回しにあると思います。

特に右サイドの家長選手・脇坂選手・山根選手のコンビネーションは絶品ですし、Jリーグで一番成熟した連携になっています。

 

そんな名物トリオのうち今節は2人がお休み

やはり人が変わってしまうと、生まれる連携も変化してしまいます。

 

 

大きなサイドチェンジで家長選手にボールが渡るも、誰もフォローに入らない

 

上の図は、前半終了間際のフロンターレのコーナーキックの後の展開です。

左からのコーナーキックを一度跳ね返され、橘田選手から右の家長選手までロングボールでサイドチェンジ!

ボール保持に絶対的な自信がある家長選手ですので、難なくトラップをして細谷選手のプレッシャーをものともせずにドリブルでボールをキープしていました。

 

しかし、細谷選手のプレッシャーもとても良かったので、前向いてゴール方向へドリブルを仕掛けるのは難しい状況に。

この時、右のサイドバックであった佐々木選手はやや引いたところで家長選手のパスを受けられるような位置取りをしていましたが、近寄ったり、縦に抜けるランニングをして家長選手をフォローするようなアクションは見られませんでした。

家長選手がボールを握ったところで、その周辺(黒い枠の部分)に大きなスペースができていたので、このスペースに走り込めるとまた違った展開が生まれてくるはずです。

 

もし山根選手がスタメンであれば、家長選手にボールが入った瞬間に細谷選手の背後を狙える場所にすぐ位置取りをして、タイミングではランニングを行っていたかもしれません。

山根選手は、こういった瞬間瞬間のランニングを抜け目なく行っていますね。

 

 

ゆう
ゆう

細谷選手の体の向きが変わったり、小屋松選手の立ち位置が変わることで、橘田選手がまたスペースに連動したりと、何かしらのインパクトは与えられそうな瞬間ではあったね!

 

 

もう一つ、右サイドでの連携で気になった場面をご紹介します。

 

54分:外に佐々木選手が張って、中間ポジションに家長選手

 

こちらは54分

柏の攻撃を凌ぎ、登里選手のドリブルから家長選手にボールが渡ってからのシーンです。

 

この試合のサイドでは、主に佐々木選手がタッチライン際、外側に立っていることが多く、家長選手は中央付近や中間ポジションに構えてボールを散らしていました。

このシーンでは、中間ポジションに入った家長選手にボールが入り、佐々木選手とのラリーをした後に逆サイドの宮城選手にボールを預けています。

 

トライアングルという視点でいうと、この時は橘田選手が柏DFの背後を狙うような形で三角形ができていますので、人数は揃えられています。

しかし、右サイドでチャンスを演出できずに逆サイドにボールを預けてしまっています。

 

普段のコンビと何が違うのか…。

実は、この三角形の形が普段とは少し違います。

 

大外の佐々木選手を頂点とした三角形にすると、家長選手の位置は佐々木選手よりも自陣側に頂点を作っています。

そして、もう一つの頂点である橘田選手は、DFの裏を狙っているので佐々木選手から遠ざかっています。

佐々木選手の役割をピボットとした時、ボールを持ったピボットから選手間の距離が遠いので、三角形を作った3人を絡めての連携が少し難しくなっています。

 

図を見て分かるように、作られた三角形の辺はそれぞれ同じくらいの長さで、適度な距離感は保っているもののパス&ラン(ゴー)での連携を取るには少し距離を感じます。。 

ここから橘田選手が縦に走り抜けるので、佐々木選手や家長選手からはますます辺の長さが長くなってしまいますね。

 

 

 

第26節の福岡戦との比較、三角形の形が明らかに違うのが分かります。

では、いつものトリオが揃うとどのような三角形が出来上がるのかというのが上の図です。

今シーズンの第26節の福岡戦で私が投稿した記事内の画像を少し加工しました。

 

右サイドだけに注目すると、まず外に張っているのが家長選手というところが1つ目の違いです。

家長選手のプレイスタイルはスペースを見つけて走り回るのではなく、止まってボールを受けてからプレイを開始していきます。

そのため、タッチライン際の外に張って、周りを衛星的に回っている脇坂選手や山根選手を活かす連携が行いやすいです。

上の図のように、家長選手と脇坂選手とのパスの間に山根選手が追い越してチャンスを作るシーンを、今シーズン何度も目にしました。

 

 

そして2つ目の違いは、三角形のかたちです。

それぞれの頂点を比較すると分かりやすいと思います。

脇坂選手のポジションが外の家長選手のほぼ真横に位置しています。

この位置で脇坂選手がボールを受けると、①バックパス②前へのスルーパス③反転してドリブルなどの選択肢を多く持つことができます。

そのため、対峙したDFも色々なところをケアしながら守ります。

 

そして、山根選手が縦に走り抜けると二等辺三角形のような形になっています。

辺の長い山根選手に出せばビックチャンス!

「いやパスが出せない」と判断すれば、辺の短い家長選手と脇坂選手でのパスを選択すればよい。

  

攻撃的に優位なポシションを取りながら、上手くいかなかったときの保険もかけておくことができる三角形を作り上げています。

 

では、今節の柏戦に戻していくと、

佐々木選手は自分でも仕掛けたい、ドリブルも出来るといったプレイヤーなので、外で待ち構えてピボットの役割をするには動き過ぎてしまいます。

家長選手が外に張り、佐々木選手が中間ポジションで動きながらボールを受ける展開の方が、柏DFも翻弄できたかもしれません。

 

ルーキーイヤーなので、内側にポジションを取った時の役割は複雑で大変かもしれません。

今節では、このようなトライアングルが上手く描けなかったためにサイドでの攻撃が少し停滞気味になってしまいました。

 

 

【ラスト5分】ジェジエウ選手を使い切らなかったパワープレイ

 

同点のまま迎えた試合終盤。男が動きました。

88分、柏のクリアを回収したジェジエウ選手がサイドの佐々木選手にボールを預けると、そのままゴール前へ!

「絶対に勝つ!勝ち点3しか見えていない!」

という気持ちを全面に押し出して走っていきました。

 

現地組・DAZN組・実況の西岡さん・解説の戸田さん

全員がジェジエウ選手の気持ちを感じたと思いますし、私自身もテンションが上がりました!!

 

しかし、このパワープレイは上手く機能しませんでした。

失敗したと言って差し支えないでしょう…。

 

88分からの一度目の攻撃が終わった時、鬼木監督はジェジエウ選手に対して「戻れ!」と指示が飛んでいたかと思います。

ただ、パワープレイを選択するということは、前線に空中戦の強い選手を残すということ。

パワープレイの選択をしたのはジェジエウ選手の個人の判断だったとは間違いないでしょう。

しかし、そこにベンチがある意味「NO」を提示したことで、ピッチ内にいた選手に多少の戸惑いが生まれたはずです。

 

ゆう
ゆう

ベンチとピッチ内の意思疎通が上手くいかなかったということだね…。

 

結局、88分から試合終了までの約7分間でセンタリングを上げたのはわずか2本。

これでは、ジェジエウ選手が前線に上がった意味が全くありません。

前段では、サイドでのトライアングルで崩すことができないことを指摘しましたが、ここでは形にこだわらずに何でも良いからジェジエウ選手目がけてボールを蹴ることが第一優先事項になるはずです。

 

88分の場面でも、橘田選手が完全にフリーでボールを受けたのにも関わらず、左に流れた脇坂選手へのパスを選択しました。

ジェジエウ選手は手を挙げて「上がってるぞ!俺目がけて蹴ってこい!!」と必死にアピールをしていましたが…。

 

この時の脇坂選手のパスは綺麗な攻撃の形にはなりましたが、この場面ではこのような綺麗さはあまり重要ではないのです。

ジェジエウ選手に当てて、こぼれを知念選手や遠野選手が押し込む形を作った方が、得点の可能性が高まったのではないかと感じています。

 

フロンターレはあくまでパスを繋いでの攻撃が特徴なので、パワープレイを想定した練習はしていないはずです。

この7分間を見ていれば、それは一目瞭然です。

ですが、ジェジエウ選手が取った選択をチーム全体で後押しすることはできなかったのでしょうか…。

 

その判断ができなかったという意味で、〔組織で崩す・勝ち切る〕ことが出来なかった今節になってしまいました。

優勝を諦めないためにも、絶対に今節は勝ち点3が欲しかった。

これは全員の総意だと思っています。

特にピッチで戦っている選手、監督やコーチはより強く思っているはずです。

その意思がセンタリングの数として現れなかった。少しちぐはぐになってしまったのは寂しいですね…。

 

 

冷夏は続く【小林悠選手】

 

そして、ここに悩める男がいるのを忘れてはいけません。

エースストライカー小林悠選手は、この試合で得点をしたものの今シーズン未だ3得点。

今年の夏も猛暑で暑くなりましたが、夏男の夏は熱くなることなく終わりを迎えそうです。

 

ダミアン選手が2019年に加入してからも、ポジション争いをしつつ10得点以上は決めてきたストライカーだけに、今年の3得点というのは異常事態であります。

かくいうダミアン選手もここまで5得点。

CFが点を決めきれないことで、爆発的な得点力が失われている今年のフロンターレは優勝争いも厳しい状況に立たされています。

 

 

ゆう
ゆう

一番苦しんでいるのは小林選手本人…。

何とか立て直して、優勝を決める決定的な仕事をもう一度見せて欲しいね!!

 

 

ゴールから遠ざかるランニング

 

では、なぜゴールが決まらないのか…。

ここ数試合、小林選手が出た試合は、その動きにかなり注目しながら観戦していました。

そんな中で、ゴールから遠ざかっているようなランニング・進路取りが多く観られることが分かりました。

 

36分:カウンター時の進路を中央(赤点線)ではなく、サイド(黒線)を選択

 

36分、柏の攻撃をシミッチ選手が止めてカウンターに転じたシーンです。

柏の選手も戻り切れていない状況で、フロンターレにとってはビックチャンス!

 

シミッチ選手から家長選手にボールが入った時点で、2対2のシチュエーション。

宮城選手も走り込んでいたので、3対2の状況が作れるかという場面で、小林選手が選択したコースは中央からサイドへ流れるようなコースでした。(上図の黒線)

 

ストライカーとしては、ゴールに直結する場面ですからゴール目がけて走る(赤の点線)のが第一選択になっても良いはずです。

もしゴール目がけて走っていたとすれば、柏の上島選手を引き付けさせて、外の宮城選手も走り込むことが出来ます。(外の赤点線)

しかし、小林選手が流れたことで、宮城選手は中央へコースを変更。

結果、攻撃のスピードも落ちてしまい、北爪選手にボールを奪われてしまいました。

 

試合にコンスタントに出ていないことで、この辺りの嗅覚が鈍っているのか。

それとも、ゴールに対する自信の喪失がこうさせているのか。

 

 

もう一つ、こんな場面もありました。

 

44分:佐々木選手のサイド攻撃にニアではなくファーサイドにポジションを取る

 

こちらは44分です。

佐々木選手が強引に右サイドをドリブルで突破し、精一杯のプレイでセンタリングを上げるも、柏DFに跳ね返されてしまいました。

 

この時の小林選手を見ていると、中央で一度ポジションを取った後、ニアに入り込まずに後ろに下がっているのです。(上図の黒線)

ニアのスペース(黒丸)には古賀選手がポジションを取っていましたが、小林選手が入り込めるだけのスペースは充分にありました。(赤点線)

小林選手が黒線の進路を取ったことで、宮城選手や橘田選手がゴール前に入るスペースを逆に奪ってしまいました。

 

ニアで競った小林選手が潰れ役で、後ろから入ってきた宮城選手、橘田選手が押し込んでゴール。

充分想定できる展開です。

また、小林選手の技術であれば、ニアの狭いシュートコースを決めてしまうことだってあり得るでしょう。

 

つまり、ゴールから遠ざかるように進路を取っていては小林選手の良さは発揮されません。

得点を奪えないどころか、周りの選手が得点を取る機会すら奪ってしまいかねません。

 

 

ゆう
ゆう

一瞬の隙をついて、決定的な仕事をする小林選手だからこそ、

最初のポジション取りが非常に重要なんだね…。

 

【来シーズン】ますます激化するFWポジション争い

 

そして来シーズン、山田新選手、名願選手のルーキーに加え宮代選手がレンタルバックで戻ってくる可能性があります。

そうなると、前線の選手の数が増えて競争がますます激しくなります。

ここまでの小林選手の動き、得点数では定位置は約束されないでしょう。

 

それでは、どのような動きが増えてくると良いのか。

今節でも、良い動きがいくつかありましたのでご紹介します。

 

 

56分:中央でのポストプレイからシンプルにゴール前に

 

56分のシーン、柏の攻撃を凌ぎジェジエウ選手から小林選手へ。

そしてポストプレイでチャナティップ選手へ落とし、サイドの宮城選手へ広げて、そのままワンタッチでゴール前へ。

 

攻撃としてはとてもシンプル。

しかし、小林選手のランニングに対して、柏は2人で対応。

小林選手の決定力・怖さをを知っているからこその対応でした。

 

そのままパスが通っていれば1点ですし、ゴールへの期待感がありましたね。

そしてもう一つ。

 

64分:家長選手からのパスを受けてシュートを放つ

 

こちらは交代する直前、64分のプレイです。

この場面も、ジェジエウ選手からのロングボールを小林選手が家長選手へ落としています。

そして、すぐさま反転して古賀選手の背後へのランニングでシュートを放っています。

ショート自体も惜しいシュートでしたので、決定機と言って差し支えないでしょう。

 

このシンプルにゴールを目指したランニングというものが小林選手の特徴を最大限引き出しますし、相手にも脅威を与えると私は思います。

 

小林選手の強みはシュートであり、どんな体勢からでもゴールを狙う姿勢です。

この強みはゴールに近付かなければ発揮されません。

 

決してパスやドリブル、フィジカル勝負で違いを出せる選手ではないからこそ、走るコース、ボールを受ける場所といった準備が非常に大切になってきます。

そして、優勝の懸かるこの終盤戦に置いて、百戦錬磨の小林選手の勝負強さは必ず必要な時がきます。

 

 

10月に入り、夏の暑さは落ち着きを見せていますが、エースストライカーのゴールへの執念はまだまだ冷え切っていないはず。

ゴールがなかなか生まれず冷夏を過ごしてしまった小林選手。

一足遅い夏が再訪してくることを祈ります。

 

 

それでも天は味方している

 

広島戦での快勝から勝ち点を4落としてしまったフロンターレ。

優勝争いから実質脱落か……と思いきや。

 

日曜日に行われたマリノス対札幌も引き分けたため、勝ち点差5でキープされたまま。

天はフロンターレの味方なのか。優勝を諦めるにはまだ早いというメッセージなのか

またもや首の皮一枚繋がったという状況。

【残り5試合、勝ち点差が5】

優勝争いは最後まで分かりません!

 

 

そして、今週からインターナショナルマッチウィークに入るので、Jリーグは約2週間のお休みに入ります。

ここで心身ともに休ませて、ラストスパートをかけていきたいですね!

 

フロンターレからは谷口キャプテンと山根選手が代表に同行。

ドイツで2試合を消化してきます。

個人的には、対戦国であるドイツで親善試合をするのはどうかと思う次第なのですが…。

フロンターレの立場から言えば、怪我なく疲労も最小限で帰ってきてほしいですね。

 

 

代表ウィークが明けると、前節マリノスに引き分けた札幌と戦います!

札幌も残留を確実に手中に収めたいので、しっかりと準備をして勝ちにくるはず。

 

広島・名古屋・柏と同様に、フロンターレのサイドバックの後ろのスペースを使いながら、サイドからのセンタリングで仕留める形を準備してくることは予想が出来ます。

しかし、そこは策士ペトロヴィッチ監督。そこを折り込んだうえで、どんな対策を練ってくるでしょうか。

 

フロンターレは、準備することは変わりません。

怪我人が復帰し、メンバーさえ揃えば充分に勝利はは見えてきます。

札幌の両サイド、フェルナンデス選手と金子選手は、マリノス戦でカットインからの良いシュートが見られました。

この二人から繰り広げられるサイド攻撃に要注意ですね。

 

 

優勝が厳しい状況なのは変わらず、マリノスが勝ち点をいくつ落とすかがフロンターレ優勝の鍵になります。

残留・優勝争いから目の離せないJリーグ終盤戦!

全試合見切るのは難しいけれど、他会場も観届けながら応援していきたいと思います!

 

それでは、2週間後にまたお会いしましょう!

(代表に関する記事をあげるかもしれませ~ん)

 

Vamos!Frontale!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA